奏楽コンクールの特色

奏楽コンクールの特色
Competition Features


国内外音楽家による審査
 日本はもとより、世界各地出身の音楽家からの審査を予選または本選の一部に取り入れ、国際的で多角的な観点や評価を創立当初より大切にしています。※開催年や部門・予本選により審査員は異なります。

国際色豊かな予選講評
 予選では国内外の審査員による講評文が各参加者に送信されます。海外審査員の講評は、なるべくお考えや思いを忠実に反映するため、日本語ではなく原語または英語等によるコメントとなっています。


負担を軽減した選考形式
 審査ステージは当初の予備審査を第6回開催より廃止し、コンパクトに「予選」「本選」の2回の選考形式にまとめています。子どもから大人まで多忙な時代の中、参加者のあらゆる手間や負担、幾度の審査、ご足労を軽減するとともに、シンプルで分かりやすい選考開催方法を目標とします。

予選と本選の審査形式
 当初全国各地の会場開催であった予選を第3回開催より動画審査に転換し、予選は動画審査ならではの、より丁寧な審査や講評への対応を深め、遠方からの参加者には移動や宿泊の負担なくエントリーが可能となりました。本選は厳正な最終審査を行うため首都東京にて会場審査となります。それぞれの利点を活かした開催を目指しています。

個性を重視した参加曲
 参加曲は、やみくもに多量で複雑なプログラムによる過度な負担を参加者に要求することなく、凝縮された時間の中に任意の自由曲を据えることで、演奏者の得意な分野や自らの表現を尊重し、個性を重んじることを心掛けています。


様々な審査部門
 開催される部門はピアノ、ピアノ協奏曲、声楽、弦楽器、管楽器、アンサンブル、アマチュアの各部門に分かれ、参加者のあらゆる楽器や声楽、編成、立場などに対応しています。

幅広い年齢層を対象
 幼児から一般まで年齢カテゴリーが区分され、第3回開催からは一般カテゴリーに新たな「一般C部門(50歳以上)」を新設。より幅広い年齢層を審査対象に広げ、未就学児から80代の方が参加されています。

年齢区分のバランス
 年齢カテゴリーは視野が狭くなり過ぎぬよう、年齢を一学年ごとに区切ったり性別で区別することなく、同年代とのバランスを考慮した区分としています。観点の範囲、幅、視点が窮屈にならぬ様、柔軟にバランスよく調和した審査区分を心掛けています。

彩色豊かなアマチュア部門
 アマチュア部門では学生や社会人を対象に、過去現在ともに音大・音高で参加される楽器・声楽を主専攻されていない18歳以上の方々、様々なバックグラウンドをもつ方々が参加します。多様な環境下での音楽学習者や演奏活動をされる方々が日頃の学習の成果を発表する上で、各々の更なる研鑽と成長、応援を目指します。

アンサンブルの重要性
 音楽を学ぶ上でのアンサンブルを重視し、ソロだけでなく多彩な作品溢れるアンサンブルやコンチェルトにも焦点を当てています。様々な編成による二重奏や室内楽、4手や8手での連弾や2台ピアノ、国内外にて数少ないピアノ協奏曲部門を設けるなど、重奏や協奏曲の振興と普及にも力を入れています。


様々な総合賞
 各部門での各種賞の他、総合賞では当初の「グランプリ」「準グランプリ」をはじめ、第4回開催からは「音楽奨学賞」も新設し、各年代や地域・部門など裾野を広げ、あらゆるセクションから優れた才能を賞します。また伴奏者においても優れた奏者に「優秀伴奏者賞」を授与、演奏者だけでなく複数の受賞者を指導された先生方には「音楽教育者賞」を設け、国内外の音楽教育界の更なる振興・発展も願い表彰いたします。

結果、発表方法
 参加者の氏名は予選・本選時ともに公表せず、本選の最終結果のみ発表します(HPでは入賞以上の方のお名前を掲載)。また各出場者の点数などセンシティブな情報は、参加者のプライバシーの観点からも公開しないので、周りを気にせずに安心して参加することができます。

採点、集計方法
 予選での採点は10点満点(0.5点刻み)による合計点となり、審査会議の上、一定の点数以上が通過となります。本選では細かな100点満点の採点の上で、偏りのない厳正な審査を求めるため、上下カット(一番高い点数と一番低い点数を除く)による合計点をもとに、審査会議を経て最終結果が決まります。両審査とも集計は、複数回確認のもと正確で素早いExcelの自動計算により行われます。


予本選別々の参加料
 参加料は予選・本選をまとめずにそれぞれの料金とし、無駄のない各審査ステージの申込を兼ねた送金システムとなっています。

デジタル化の推進
 申込を当初の手書き紙面郵送からWEB申込に変更、手軽・スピーディーに24時間受付可能となったのをはじめ、様々な面でペーパーレス化や更なる電子化、環境への取組も推進しています。

本選会場やピアノ
 本選会場は遠方の参加者にも交通の便を考慮し、羽田空港や新幹線からもアクセスしやすい会場開催を目指しています。また会場のピアノは可能な限りSteinway D274を使用しています。※開催年や会場など諸事情によりピアノのメーカーや機種が異なる場合があります

コンクールの歩み
 日本奏楽コンクールは、平成時代晩期からの構想、立案、創設にはじまり、様々な工夫や改変のもと開催を重ねてきました。国内外で活躍する演奏家を発掘・育成し、音楽文化の振興と普及にも寄与し続けています。今後も皆様とともにより良いコンクールを目指して、次の世代へも歩んでまいります。